ページ

2016年11月2日水曜日

モロカイ島(1)ライ病(ハンセン氏病)患者隔離半島に Molokai Island (1) Go to Leper (Hansen's desease) isolation Peninsula


モロカイ島には、ライ病患者を隔離した、カラウパパという半島があります。ここは海浜の断崖としては世界一高いとギネスブックで認定されている500mの崖に囲まれて、巾1mほどのトレッキング・ロードしかありません。
ライ病(英語でLeprosy,Lepra,Leper)という言葉は差別用語で、使うことは好ましくありません。この半島では、ひどい差別を思い起こすために、ハンセン氏病(Hansen's Desease)という言葉とともにライ病という言葉が使われています。このため、かっての差別の反省を込めて、タイトルに敢えてライ病という言葉を使いました。
Kalaupapa Peninsula in Molokai Island once was a place that isolated the lepers, patients of Hansen's
disease, because it is surrounded by High cliff,1700ft,it is registered the highest sea cliff in the world by Guinness book. Even now these is only narrow and steep path,3ft, to go there.
The word, Laprosy, is the discriminatory language, so it is not good to use, but in this Peninsula sometimes use this word to reminds past terrible discrimination.
So I use Leprosy in the title by way of reflection.


崖の上にあるミュール(騾馬)・ライド・ツアーから朝早く出発です。この日は10人5組のパーティでした。かなり強い雨が降っていて、黒いビニールを着ている人は、ごみ袋から顔と手を出してかぶっています。私は最後の馬で、スタッフは「最後のは最良」だといっていましたが、はたして??
From Mule Ride Tour company, it is top of the cliff, we stared early morning in heavy rain. Some people wore the black garbage bag. We are 5 couples. I rides the last mule. Staff said to me "the last on is the best one". "Really???"


細い急こう配の道を下っていきます。ガイドブック(日本語のも、英語のも)には騾馬は四つ足だから崖から落ちる事故は今まで全くない、時々落馬事故はあるが、と書いてあります。
急こう配を下るので、ガックガックと揺れますので、自分が落ちることは気遣わねばなりません。
We went down the steep bud road. Many guide books, Japanese and English version, say mule has 4 legs so it has never slept down the cliff, it happened only people fell from the mule. So I cared about myself but mule.


土砂降りの雨で水が流れていて、岩だらけの道はつるつるして歩いて下るには大変です。それにしてもなぜか騾馬たちは厭味ったらしくがけっぷちを選んで歩きます。
私の騾馬の「アリカちゃん」(北極という意味、私の孫の親友と同じ名前ですぐ憶えられた)は、道草はくうし、遅れがちになる不良娘でした。
Water was flowing on the rocky trail. It was so slippery to walk. Every Mules walked just beside the edge of a precipice as if they wanted to scare us.
My mule,named Alika(same pronunciation of the name of my granddaughter's best friend, easy to remember), means the North Pole, was lazy girl, ate glass, was behind the group.


それが突然がけから転落しました。小生は少し乗馬の経験があるので、最後まで馬の上にとどまって道のほうに落ちたので、体もカメラも無事でした。「アリカ」は3mも垂直に近い崖を落ちて、木に引っかかり、悲しげな眼でこちらを見あげています。クレーン車とかが入れる場所ではないので、可哀そうだけどこの騾馬はもうダメだなと思っていると、スタッフが手綱を引き、本人も四つ足であがいて上がってきてしまいました。山羊が崖を自由に行き来するのは知っていましたが、騾馬にそんな能力があるとは思いませんでした。
こちらも気が動転していて、この写真を撮るのが精一杯で最高のシャッターチャンスを逃しました。スタッフの右下に茶色に見えているのが「アリカ」です。
Suddenly Alika fell over a precipice. I have a little experience to ride house so stayed on the house as long as I could and fell down on the path. NO damage to my body and camera.Alika fell 3m below the vertical cliff and got caught in the bush and looked at me sorrowful big eyes. I thought Alika could not survive because we could not use crane at such narrow path. But staff pull her bridle and Alika crawl on the cliff. I know the goat can climb the rocky cliff but don't know mule has same ability.
I missed good shutter chance because I lost my head.
Something brown of right side a Staff was Alika.


スタッフは心配そうに私を気遣いましたが、私が大丈夫だというと、「あなたはカウボーイだ」とほめて、またあの「アリカ」に乗せました。「アリカ」は何もなかったような顔をしていましたが…
Staff asked me about my condition with worried look. I said all right!  He praised me " You are a Cow-Boy!" and support me to ride a same mule,Alika again. Alika's face looked as if  "nothing happened", but for me...


「アリカ」に対する信頼を全く失った私にとってはそれからの道中、いつ落ちるかと恐怖の連続でした。
I went down more narrow and steep path with fear of fall from the cliff. After this I could not trust Alika at all.


一時間半の崖下りでやっと半島の草原につきました。ほっとしたその瞬間3頭の騾馬がなぜか疾走し始めました。もちろんバカ馬「アリカ」も!最初の写真で、ブルーのレインコートを着ていた70歳過ぎのオーストラリアから来ていた女性が、かなり踏ん張っていたのですが、落馬。もう一人比較的若い男性も落馬。小生は情け容赦なく手綱を引き締めて無事でした。二人とも骨折しヘリコプターで運ばれてゆきました。5組中2組が脱落する「信じられないような」ツアーです。
After one and half hour we arrived at the flat grassy plain. Just as I felt quite relieve three mules suddenly broke into a gallop. One is my stupid "Alika" of course.
The Austrian lady with blue raincoat, may be over 70years old, fell down after trying to stay on. The other,comparatively young man also fell down. And I pulled the bridle mercilessly hard and Alika unwillingly stopped. Two bloke bone and carried by Helicopter, no ambulance car. It was incredible tour, two couple to 5 dropped out.

2016年4月25日月曜日

マウイ島(3)ハナからの帰り道 Maui Island (3) return from Hana



結局、レンタカーの走行が禁止されているルートB(マップB)を通ることにしました。リンドバーグの墓がある教会のちょっと手前にあるオヘオ・プール(マップ4)、7つのプールがある絶好の水遊び場です。
この先から未舗装が5マイルほど続きますが(マップC)、狭いけれど路面はさほど問題はありません。


ハレアカラのなだらかな南面を走ります。


 カウポ・ギャップ。ハレアカラ・クレーターの溶岩が壁を破って(浸食で壁が破れて)流れ出たところです。


セント・ヨセフ教会。1862年に建てられ、ミサは第5日曜日(今年のカレンダーでは、年4回)にしか行われません。でも、ボランティアがこの広い庭の草刈りをしていました。
上の写真はこの教会から撮っています。



道路のわきで牛が草を食べています。画面をクリックするとたくさんの虫がたかっているのが見えます。


浸食された谷がいくつもあります。


野生のヤギが群れを成して走っていきました。


ホノルルから廣への飛行機から見える風車です。


こんな道が続きます。ルートAよりずっと走りやすいし、楽しい道です。なぜ、レンタカーはしれないか不思議に思います。写真を撮りながら2時間半でカフルイ空港(マップ1)につきました。

2016年4月12日火曜日

マウイ島(2) リンドバーグの墓 Maui Island (2) The Grave of Lindbergh


部屋に立ち寄ってから、ハナに来た目的であるリンドバーグの墓に向かいました。ところがは入り口がわからず、こんな道のところまできて(地図5)通り過ぎたと思い、死ぬ思いでUターンして戻ります。

人のうちに入り込んで、たまたまとおりかかっつたその家の住人に聞いて入り口がわかりましたが、この狭い道を必死に運転しているドライバーに発見できる標識ではありません。しかも標識はリンドバーグの墓ではなく、パラパラ・ホオマウ教会という標識です。(地図3)


小さな教会でした。



広い庭に彼の墓地はありました。ハナの住人だったというそこにいた女性に聞いたのですが、その辺にあるのではないですかとの返事です。広い庭の大きな樹の下にありました。


私が近くに落ちているプリメイラを供えていると、彼女も寄ってきて花を供えてくれました。
なぜ私がこんな不便なところまで彼の墓参に来たかったかというと、英雄になった彼が、72歳で悪性リンパ腫にかかり余命いくばくもないと知り、別荘のあったハナに帰りたいといったとき、ニューヨークの大病院の医師は当然のごとく反対しました。それに対するリンドバーグの言葉は、「これは医学の問題ではなく、哲学の問題だ」「ニューヨークで二か月生きるより、ハナの一か月ほうがいい」と言ってハナに来て八日後に葬儀や埋葬の指示をして死んだそうです。これになぜか強く惹かれどうしてもハナに来たかったのです。

そして、墓碑には聖書の詩編139からの一節が刻まれています。「もし、曙の翼を駆って海のかなたに行き着こうとも」 この文は大西洋を横断してパリに行き着いた自分を象徴した言葉のようですが、詩編のこれに続く言葉は「あなたはそこにいまし 御手をもってわたしを導き 右の御手をもって私をとらえてくださる」という言葉です。パリに行けたのも、ハナで死ぬのも「あなたの導き」と私は読みました。
余談ですが、私の和英対照聖書の英文は「もし私が飛び去って東のかなたか西のかなたに住もうとも」となっていて、墓碑の英文はキング・ジェームス聖書から引かれています。


この教会には、墓といってこの程度のものがあるだけです。


「ハセガワ・ジェナラル・ストアーにはなんでもあるよ」、という歌で有名になったそうな店のお客にBコース(南回り)の道の状況を聞きました。「東京からリンドバーグの墓を訪ねてきた」と言う言葉が効いたのかとても友好的に教えてくれました。「普通の車で楽に通れる」「普通なら3時間、運転のうまい人なら2時間で行ける」とのこと。


ロッジに戻っても何にもないので、丘の中腹のレストランで夕食を取りました。ハワイの田舎の雰囲気いっぱいの店です。

2016年4月10日日曜日

マウイ島(1)ハナへの道 Maui Island (1) A way to Hana


今回マウイ島は、ハナ(地図2)に行くことを目的にしていました。最初はBルートからAルートに回る予定でした。しかし、レンタカーはBルートの後半を走行することは禁止されているということで、Aルート往復ということにしました。
I went to Maui Island for the purpose of visiting Hana town. (Map2) My plan was going around B rout to A rout. But rent-a-car contract prohibited to drive east part of B rout, so I decided to go round trip of A rout.


マウイ島は牧場が多く、牛がのんびり草をはみ、牛にたかる虫を食べるためにシラサギがそばにいます。
There are many ranches in Maui. Cows are grazing and many white herons are eating insects swarming over cows.

ハナまでの道は舗装こそされていますが、狭いうえに急カーブが多く、カーブミラーは全くなく、そのうえそこそこ交通量が多いときています。写真のようにまともにはすれ違えず、見通しのきかないカーブがなんと、617もあるとのことです。しょっちゅう地元の車におわれるので、写真を撮る余裕がありませんでした。この2枚の写真はグーグルマップから借りています。
The road to Hana were paved but narrow, many sharp curves with no mirror and many traffics. They say there are 617 curves like this photo. I was always catch up by local cars I had could not afford to take pictures, so I use these picture from Google Map.


悪名高いワン・レーン・ブリッヂ。一台しか通れません。崖と林で見晴らしがないので、同じところを走っているようで、「もう、イヤ!」という感じでカーブを曲がりました。
A notorious "One lane bridge". There was no view blocked by cliff and woods so I felt as if diving same place. I could not take it any more!!


やっと着いたロッジ。敷地内には誰もいません。メールで鍵の暗証番号を送ってきているので、それでドアを開けますが、何回やっても開きません。ちょっとさび付いている感じです。電話をしなければと思ったとき、なんかの拍子に空きました。ヤレヤレ!!
It was my lodge. No person was in the land. They gave me a code to open the rock by E-mail. But I could not open the door, it looked like rusted. I thought I must call agent, then suddenly it opened. Thank God!!



部屋はこんな感じで広々としています。冷凍庫の中に前のお客が残していった、冷凍ピザが入っていましたが、ちょっと食べる気にはなりません。
The room was wide and comfortable. New frozen Pizza, may be former guest left it was in the freezer but I did't want to eat.


ベランダから、ハナ湾がすぐに見えます。寝る前にシャワーを浴びようとしたら壊れていて、その日はシャワーなし。それほど腹が立たないのは、ハナのやさしい雰囲気のせいでしょうか?
Hana bay can be seen from Lanai.
Shower was broken so I did't take shower that night. I did't feel much anger because of Hana's gentle atmosphere.

2016年4月9日土曜日

カウアイ島(6) カウアイ ビーチリゾート ホテル Kauai Island (6) Kauai Beach Resort Hotel


カウアイ ビーチリゾート ホテル(地図12)で今回初めて(にして最後の)ちゃんとした朝食、ベーコン・エッグを食べました。
 It is the first time (and the last time)in this trip to take a typical American break fast(bacon and eggs)at Kauai Beach Resort Hotel. (Map12)


海岸の様子です。
The hotel beach.



カウアイ島は野生の鶏が至る所にいて、シンボルになっています。ひなを連れた母鳥がホテルの庭を駆け回っています。駐車場とか道路わきにいる鶏は人間を恐れませんが、母鳥やひなは警戒心が強く、逃げ去っていきました。
There are many wild chickens everywhere in Kauai. They are not scared of people but hen with chicks is very cautious so run away from me. Wild chicken is a symbol bird of Kauai.


とてもきれいなプールとガーデンを持ったホテルです。ここを最後にカウワイ島に別れを告げ、マウイ島に向かいました。
This hotel has a beautiful garden and pool. I left Kauai and went Maui Island.

カウアイ島(5) サンセットクルーズ Kauai Island (5) Sunset Cruise


昨日走った道の三分の二ほど戻って、ポートアレン(地図11)から、サンセット・クルーズに参加しました。(D)
I went back 2 third distance of same road.From Port Alen (map11) I got a ship of sunset cruising.(D)


このフロアーの上にもう二階あります。本来は、西に走って道のない険しいナ・パリ・コーストを見る予定でしたが、波が荒くて反対方向の南海岸を見ることになりました。残念ですが致し方ありません。予約書類にもそんな記載がありました。
It is the lowest floor of this boat. It has two floor more. Original plan it goes to west and sightseeing of Na Pali Coast, steep shore of no road. But according to high waves it goes to east and see south coast. It is disappointed but contract says the possibility to change the destination because of whether.




ホエール・ウォッチングです。親子のザトウクジラが潮を吹いていました。
We saw whales, mother and child humpback whales spouting.


そしてアオウミガメ。私はハワイ島で触れるほどの距離から見れるので、珍しくもありませんが、米国本土から来た人は大騒ぎでした。
Green turtle. We can touch it in Big island, so it is not rare for me but people from main land were excited.


そして、アザラシ。海を泳いでいるのを見るのはまれだそうです。
A seal. It is rare to see swimming in the sea, guide said.


海岸で仲良く寝そべっている左側がウミガメ、白いハワイアン・モンク・シール(このブログに近くで撮ったし写真があります。非常の珍しく保護されています。)そして普通のアザラシ。
Left side is green turtle, white is Hawaiian Monk Seal( I took pictures of it and posted in this blog. It is endangered species) and common seal. They were resting in same beach friendly.


美しいアラートン・ガーデン。(A)
Beautiful "Allerton Grden"(A)

海岸が険しくなってきます。この赤土はカウアイ島の名物で、この土で染めたシャツをレッド・ダーツ・シャツとして売っています。かつて買ったのですが、洗濯すると色落ちしてほかの洗濯物を染めてしまいます。
Sea shore was becoming high. This red mud is a feature of Kauai Island. And they make T-shirts dyed with this mud named Red Darts Shirt. Once I bought it but when washed it other clothes were dyed red.


潮吹き穴があって、大勢の見物人が集まっていました。(B)
Spouting Horn. Many visitors gathered.(B)



高く険しい崖には割れ目に溶岩が貫入した岩脈(ダイク)が走っているのが見えます。これほど細く長いのを見るのは初めてです。(C)
In the high cliff there are many lava intrusion. It was my first time to see such long slender intrusions.(C)



リフエ空港の前までは、高い崖の海岸で、道路は内陸を走っています。ここで船は引き返します。(C)
Before the Airport of Lihue shore line are high cliff. Road runs inland. Ship turned back here.(C)



そして日没。ディナーとシャンペンが出されました。しかし暗い道をホテル(12)まで40Kmもドライブしなければならないので口をつける程度にしておきました。
Sunset. Dinner and champagne were served. But I have to drive about 25 miles to Hotel(12) on the dark road. so I drunk little of fine champagne.